ホームステイはこりごりだ! カナダワーホリで夢破れて。

初めてのホームステイはオーストラリア

 

学生時代にオーストラリアでホームステイをした経験があります。

海外に行くこと自体が初めての経験だったので、ワクワクはMAXを超え、憧れの初海外はキラキラしていました。

ステイ先は、素敵なパパとママに3人の可愛い子供達。

いたずらで元気な子供達と遊んだり、食事の前にお祈りをしたり、ホストマザーの作るおいしいラザニアを食べたり、近所を歩くかっこいいスケーターボーイたちを眺めたりと、当時の私にとっては「よっ!!!!これぞ海外!!!」と叫びたい気分でいっぱいでした。

お家も素敵な外国のお家という感じだし、みんなでクリスマスツリーの飾り付けをしたりなんかして、イメージを裏切らないとても素敵なホームステイを経験したのでした。

朝食はシリアルかパンというのはどこの家庭も一緒らしく、少し物足りないのは否めませんが、シリアルでさえも海外っぽい! と楽しく感じる、生粋の日本人娘。

子供達が持って行くランチボックスにはサンドイッチと小さなりんごが丸々一個というのにも、カルチャーショックを覚えた記憶があります。

日本のお母さんたちは、早起きして何種類ものおかずをお弁当に詰めているっていうのに…。

大らかで大胆なオーストラリア人繊細で細やかな日本人。

国民性が生活に出ておりますね。

当時はTVで海外生活を特集する番組なんかもあまり無かったため、見るもの全てが新しく、全てが異文化でした。

素敵な海外生活を満喫した私は、今度はもっと長期で外国に滞在してみたい!

と強い気持ちを抱くようになり、それから6年後にカナダへワーキングホリデーへ行くことになりました。

 

美しきモントリオールで裏切られた私の期待

 

ワーキングホリデーという比較的お金をかけずに1年間は滞在できるという制度を使って、英語にあまり癖のないカナダに行くことにしました。

カナダといえば「赤毛のアン」しか思い浮かばないほど「赤毛のアン」大好きな私は、プリンス・エドワード島に旅行に行きたくて、PEIから比較的距離の近いモントリオールに場所を決めたのでした。

モントリオールはフランス語と英語が公用語で、街中はヨーロッパのような素敵な建物が多く、とてもロマンチックな場所です。

赤毛のアンに憧れるメルヘンな私は、どんな素敵な生活が待っているのだろうと、胸をドキドキさせてモントリオールの地を踏んだのです。

最初の1ヶ月はホームステイをしながら語学学校に通い、現地での生活に慣れて行こうと考えていました。

ホストマザーとは出発前からメールのやり取りをしており、私が到着する空港にお迎えに来てくれる手筈になっておりました。

モントリオールに到着したのは夜の22時ごろ。

どこを見渡しても、ホストマザーらしき人物は見当たりません。

電話をかけても繋がらない。

なんかやばいことにでもなったのだろうか…

不安な気持ちをチョコレートで抑えながら、広いモントリオールの空港でただ一人心細い気持ちで待ちます。

1時間ほど経って、ようやく電話も通じ、指定された場所で待つことになった私。

ようやく会えると安心したのもつかの間。

 

 

えっ!!!!思ってたんと違う!!!

 

 

長身でブロンドヘアーのクッキーでも焼いていそうなカナダ人女性を勝手にイメージしていたのですが、現れたのは恰幅の良いジャマイカの母さん的な人。

真っ黒な肌に、少し訛りのあるゆっくりとした英語が特徴です。

少々動揺をしたものの、ここは移民の国カナダ!

いろんな国籍の人がいて当たり前といえば当たり前なのです。

勝手にブロンドヘアーのカナダ人をイメージした私にも落ち度はあります。

この際、ジャマイカの文化も吸収できるかもしれないなんて思いつつも、なんとなく不安な私。

彼女のボーイフレンドらしきジャマイカ人男性の車に乗せられ、本当に大丈夫なのだろうか…と危険な匂いも感じながら、無事にステイ先に到着。

初めて出会う、あまり陽気ではないジャマイカ人に警戒心を感じるも「日本人のエージェントを通して探してもらったホスト先だから大丈夫…なはず」と不安な気持ちを押し込めていました。

しかし、その不安な気持ちは的中します。

 

地下に住む謎の娘たちと暗い部屋での孤独なホームステイ

 

出発前に、ステイ先には大学生の娘が二人いると聞いていたのですが、いつまで経っても娘を紹介してもらえません。

ジャマイカの母さんいわく、日中は大学に通っているためあまり家にはいないとのこと。

カナダには地下に部屋があるところが多く、娘たちも地下の部屋にいるらしいのですが、それにしても人の気配がジャマイカの母さんくらいしかしない。

いつ家にいても娘には出会えません。

「歳の近い娘たちと友達になれるかもしれない」という淡い期待も消えました。

ジャマイカの母さんは節電のためか知りませんが、基本的に部屋に電気をつけることをしません。

陽気じゃないジャマイカ母さんが、暗い部屋で一人TVドラマを見ている生活が基本的なこの家の流れみたいです。

食事をするときはさすがに電気をつけるのですが、豆電球みたいなやつしかなくて暗い。

シャイな日本人エミリアと口数の少ないジャマイカ母が一緒に食事をしても会話も弾みません。

ジャマイカの母は私と食事するのが面倒くさいのか、そのうち一緒に食事をすることも無くなり、学校から帰ったら、テーブルに置いてあるパスタ or 豆ご飯をでレンジで温めて一人で食べていました。

その間、ママはシャワーを浴びたり、自分の部屋で一人TVをみてゲラゲラ笑っています。

ママにはママの生活リズムがあるようです。

オーストラリアでのホームステイのような家族との交流や、明るい家庭とかを勝手にイメージしていたのですが、ただ住む場所と食事だけを与えられるという新たなホームステイに「こんなものなのか…」とガッカリしたのが正直な感想でした。

食事は基本的に少なく、朝食は苦くてまずい薄めの食パン2枚にバターを塗ったやつか、片手で収まるほどのシリアル

ランチはピーナッツバターとジャムのサンドイッチに固くてまずい小さめのりんご。週に一回はトマトパスタがなぜかマーガリンの空箱に入れられています。

夜は先ほどの通り、パスタかジャマイカの郷土料理的な豆ご飯の二択です。

今回ばかりは、シリアルにもピーナッツバターのサンドイッチにも海外っぽさを感じませんでした。

想像を超えてくる料理のラインナップに、学校の途中でおやつを購入して食べていました。

お部屋は暖房がついているのですが、基本的に寒いのでコートを着て過ごします

毛布もないらしく、寝るときもコートを着て寝るのです。

シャワーの時間も制限されていますし、高いお金を払った割には不自由な生活が続きます。

周りの友人などに相談をしてみると、ホームステイというのは移民の方や、貧しい家の人たちが収入を得るために、ビジネスとしてやっているところも多いということが判明しました。

そうです。私のステイ先はビジネスとしてやっているホームステイだったのです。

国際交流したくてホームステイを受け入れているとばかり考えていた、純粋な私は移民の国カナダで現実に直面したのでした。

ステイ先を変えることもできたし、ジャマイカ母に料理の量が少ないと言っても良かったかもしれません。

しかし、ジャマイカ母がキレたら怖いし、今更場所を変えるのも面倒臭い!!!

たとえ気に入らない食事だとしても自分で作る手間を考えると、お金を払ってでも作ってもらえるのは楽だし、ありがたいことではあるんですよね。

羊のようにおとなしい日本人エミリアは外で過ごす時間を増やして、ステイ先では寝るだけという生活と割り切って生活をすることで落ち着きました。

 

これからホームステイを考えているあなたに

 

初めて海外にワーキングホリデーや留学に行く方は、ホームステイを考えている方も多いかもしれません。

当たれば素敵な思い出ができますが、その中にはビジネスとしてホームステイの学生を受け入れる家庭もあるという事を覚えておいてくださいね。

カナダの滞在中に思ったのですが、海外で学生生活を送るために、何もホームステイしか選択肢がないという訳ではなかったのです。

周りの賢い友人たちは出発前にアパートを借りていたり、ネットなどでシェアハウスを探したりして生活をしていたようです。

シェアハウスに住む友人たちは、友達もできて、料理も自由にできて、シャワーだって好きな時に浴びています!

たまにホームパーティーしたりなんかして…あ〜羨ましいなぁ!!!

高いお金を払ってホームステイをするよりかは、自分で家賃を払って自由に好きなもの食べるという選択肢もあったのですね。

ルームメイトと上手くいく事ばかりではないようなので、対人関係で煩わされたくない人は一人で住める場所を探すのも一つの手だとは思いますが、どんな相手だとしても人と出会うことででストーリーが生まれます。

せっかくの海外生活ですから、波乱万丈を楽しむ覚悟で挑み、大変な思いをしたぶん必ず楽しい思いもしますので、思い切って飛び込んでみてくださいね!

 

まぁ、私は二度とホームステイはしませんけどね♪

 

モントリオール滞在中に他のステイ先にお邪魔する機会があったのですが、料理もとても美味しく、しかも美味しいおやつが常に常備してあり、部屋も明るくふっかふかのベッドのお家でした。

本当に様々なステイ先があるみたいですね。

私は学校でステイ先を紹介してもらったのですが、前もって家庭の雰囲気とかが分からないから不便ですね。

分かるようであれば、前もって調べておく事をオススメします。

あとはあなたの運次第です!

私が滞在したのはモントリオールでしたが、バンクーバーあたりはまた違った空気があるかもしれませんね。

 カナダ滞在中に感じていたことが、歌になっていましたので、良かったら聴いてみてください。

タイトルは「カナダ留学に行くとなぜブスになるかを歌ってみた」です!!!

 

 

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