N.Y.のタイムズスクエアで地獄の新年カウントダウン

カナダからニューヨークへはたった100ドル

 

当時、カナダのモントリオールの語学学校へ通っていたのですが「ニューヨークへ行かない?」と学校内ではニューヨーク旅行が大流行。

なにやら4人集めると旅費が安くなるという中国系の旅行会社があり、安くて40ドルで2泊3日くらいは行けるんです。

当時が1ドル = 81円くらいでしたので、日本円にして3200円くらいでニューヨークで観光してホテルに泊まれるんです。

ホテルも綺麗で朝食バイキング付きです。

内容によって少しお値段が上がったりするのですが、それでも100ドル200ドルです。

8000円 〜16000円くらいで2泊3日のニューヨーク旅ができるんです。

 

ん? こんなに安いの? って自分でビックリしますが、これが本当なんですよね。

あれはもしかしたら夢だったのかなぁ… 。

 

アメリカはやっぱり自由だ!

 

移動はバス移動でだいぶ長いこと乗った記憶があります。

途中で食べ放題のレストランで食事休憩をしたことは覚えていますね。

アメリカに入るときに国境越えの手続きをする時はワクワクしました。

やっぱりカナダとアメリカってお隣の国なのに雰囲気が全然違うんですよ。

アメリカに入った途端「自由」な空気が強くなり自分もなんだか楽になっていくような。

自由の国アメリカで自由を感じる私がただ単純なだけなのかもしれませんが、あのお気楽な雰囲気はカナダとはまた違った空気がありました。

国が持つ空気ってやっぱりどこへ行ってもあります。

私は結構その空気が好きで1ヶ月のモントリオール滞在中に2回もニューヨークに行きました。

到着後はVictoria’s Secret(ヴィクトリア・シークレット)でショッピング、ハリウッドスターの蝋人形を見たり、m&m’sのチョコレートショップに行ったりとベタ中のベタなニューヨーク観光をしました。

個人的には別にいく必要はないと思う場所です。

私はブロードウェイミュージカルで「オペラ座の怪人」を観れたこと、セントラルパークをお散歩できたことが何より楽しかったです。

 

これぞN.Yです!

 

そして年末は、なんとタイムズスクエアで年越しカウントダウンをするという大イベントがあります。

わざわざ12月31日にニューヨークに来たからには「タイムズスクエアでカウントダウンをし、花火を見て、イェーイ!!!!とかやってみたい」というのが海を越えてやってきた異国人の本音です。

 

年末に人ごみと寒さに耐える地獄の5時間

 

さて、年末の一大イベントのためにやって来たニューヨークはタイムズスクエア。

18時くらいから早々と場所取りをするために参上です。

しかし、すでにそこにはたくさんの人がおり18時なんて全然早くなかったみたいです。

下調べをせずに勢いだけで行った私と友人3名は場所的にも悪く、人がひしめく柵の中に入れられカウントダウンを待つことになりました。

柵の中に入ったら出ることができず、トイレに行きたい時は一人ずつ交代で行きます。

タイムズスクエアのステージでは有名な歌手が歌ったり、パフォーマンスが行われるみたいですが、なんせ最悪な場所にいるためステージなんか見えません。

 

そして12月のニューヨークはめちゃくちゃ寒い!

 

人でごった返した柵の中で、寒さ疲労でだんだん年越しなんてどうでもよくなってきます。

人でぎゅうぎゅう詰めなため、座ることもできないという真冬の空の下。

私は一体、なんのためにこんな場所で寒さに耐えてずーっと立っているのか。

 

「ニューヨークに来たからにはここで年越しをして花火を見たい」という気持ちと「一刻も早くここを出て、暖かいお店でお茶でも飲みたい」という気持ちが交互に行き交います。

 

たいした覚悟もなくタイムズスクエアに乗り込んだミーハー女は芯が全くないため、ブレブレの状態です。

 

寒い!

狭い!

足だるい!

 

5時間もこの状況が続けばもう十分。

 

友人と「もうここを出よう」という結論に至り、近くのピザ屋さんに入りダラダラと時を過ごしたのでした。

ダラダラしているうちにいつの間にか年を越しており、外に出てみるも、花火の音がはるか遠くに聞こえるだけ。

花火すら見えないこのピザ屋さんで貴重なニューヨークの夜を過ごした宮崎県民。

 

もう花火も新年もニューヨークもどうでもいい。

 

早くホテルに帰って寝たい!

ただただ疲れた、タイムズスクエアの夜なのでした。

ニューヨークで年を越すなら、下調べは絶対にした方がいい!と強く言いたいです。

 

ホテルが分からない! ニューヨークで迷子に

 

疲れ果てた私たちはもうホテルに戻ろうということになりますが、私はホテルの名前も場所も覚えていません。

深夜の街中で戸惑いながらウロウロする私たちは警察にすがりつくも、冷たくあしらわれ泣きそうなくらい。

友人がかろうじで覚えていたホテルの名前を元に深夜のニューヨークを右往左往します。

ようやく場所が分かるも、地下鉄に乗り、バスに乗り換えなければならず疲れ果てた私たちには酷な旅です。

3時間もかけてバス停にたどり着き、ようやく乗れたと思ったら満員で運転手の隣に立っていなければならない状況なんです。

辛すぎるこの状況。

格安ツアーのためホテルはだいぶ郊外。

バス旅は長く、到着までずーっと運転手の横に立っているというある意味貴重なポジションです。

 

無事ホテルに着くことができたので良かったですが、無計画な旅人は時々こんな目にあったりするんです。

 

友人もミーハーな無計画女でしたが、かろうじで私より少ししっかりしていたのが幸いでした。

 

年越しはやっぱり日本がいいや

 

怒涛の年末をニューヨークで過ごし、もう二度とニューヨークで年を越すことはないだろうと思います。

しかし、もっと防寒とか場所取りとか、色々と計画的に準備をしていればそんなことにはならなかったんですけどね。

性格的にそれは無理なので、もう今世でのタイムズスクエアでの年越しは諦めます。

やはり私はコタツでせんべいでも食べながら、家族とゆっくり過ごす日本のお正月が合っています。

それでもダラダラとピザ屋で過ごしたニューヨークの夜だって貴重な体験です。

 

旅は失敗しても面白くなるから魅力

 

だから私はいつまでたっても計画的な旅をしないんです。(できないのもある)

タイムズスクエアでの年越しをお考えの方は、是非覚悟して挑んでくださいね!